ドライノーズが風邪をひきやすくする原因だった
あなたの周りに寒くなると必ず風邪をひく人と、まったく平気な人はいませんか？ じつは風邪をひきやすくする原因に「ドライノーズ」が関係していることがわかってきました。12月9日放送『たけしのみんなの家庭の医学』の「冬に増える不調解消SP」で紹介されていました。
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風邪をひきやすい人には鼻に原因
気温が下がり空気が乾燥すると、インフルエンザや風邪の原因となるウイルスがにわかに活性化。患者の急増を招きます。
冬になると風邪をひきやすくなるのは、寒さなどで免疫力が下がることで、感染したウイルスが体の中で大増殖。さらに、増殖したウイルスが人から人へと感染を広げていくためです。
しかし、あなたの周りには、寒くなると風邪をひく人と全然平気な人。じつは近年の研究で、風邪をひきやすい人には鼻に原因が潜んでいることがわかってきました。
風邪をひきやすい人はドライノーズ
それは、鼻の粘膜の乾燥。なんとドライマウス、ドライアイに続く第3の乾燥症「ドライノーズ」として、医学界でも注目されているのです。
ドライノーズのおもな症状は「乾燥感」「鼻くそがよくたまる」「ムズムズ感や異物感」「鼻水が出ないのに鼻をかみたい」「鼻をかむと血が混じる」などになります。
実際、冬になると必ず風邪をひいてしまうという40～50代の男女10人を調べてみると、白く乾燥している部分が散見されます。風邪をひきやすい人は鼻の粘膜が極度に乾いていたのです。10人中5人がドライノーズの状態でした。
一方、もう5年も風邪をひいていないという50歳の女性は、鼻の粘膜に水分が多くてプルプルの状態でした。ドライノーズが風邪をひきやすくする原因だったのです。
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