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自分に合う乳酸菌を試すなら「10日」が目安

日ごろよく耳にする「乳酸菌」は、ビフィズス菌に並ぶ「善玉菌」の代表格です。さっそく乳酸菌で「腸内環境」を整える方法を紹介します。6月8日放送の『駆け込みドクター!』の「腸の7つのスゴい力SP」で取り上げられていました。



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「乳酸菌」は体内の余分なコレステロールを排出したり、腸の動きを活発にして悪玉菌の繁殖を防ぐなどの整腸作用があります。そんな乳酸菌には「植物性」と「動物性」があります。「植物性乳酸菌」は、漬け物やしょう油、味噌などに多く含まれるもの。植物のブドウ糖や麦芽糖などの「糖」を栄養源にして繁殖します。

「植物性乳酸菌」は酸に強いため、胃酸で死ぬことなく生きたまま腸に届きます。実際、胃酸と同じ環境を作って「植物性」と「動物性」の生き残り率を比較した実験でも、動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌のほうが生存率が高いという結果でした。

もう一方の「動物性乳酸菌」は、チーズやヨーグルトに多く含まれています。牛やヤギのミルクを栄養源に繁殖する菌です。動物性乳酸菌の多くは胃酸で死んでしまいます。しかし、ほかの善玉菌のエサになったり、免疫力を向上させるなど、死んでも大きな役割を果たしているのです。

働きが異なる「植物性」と「動物性」…バランスよくそれぞれの乳酸菌を取り入れて、腸内環境を整えましょう。

とはいえ、どの乳酸菌が足りていないかは人それぞれでまったく違っています。また、腸内細菌は3~4日で死んで、便と一緒に排出されます。実際に腸内環境が変わるのは「10日前後」と考えてください。

このため、どの乳酸菌が合うかは「10日間」ほど続けて摂取して、健康状態をチェック。自分に合った乳酸菌を見つけていきましょう。

■6月8日放送の『駆け込みドクター!』
【腸の7つのスゴい力SP】

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