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代謝を促進させる成長ホルモンは「空腹時」に分泌される

ダイエットするならぜひ知っておきたい言葉が「成長ホルモン」。その名のとおり、体の成長を促す重要なホルモンです。おもに「骨の伸長・筋肉の成長・代謝促進」の3つの役割があります。このなかでダイエットに重要なのが「代謝促進」。代謝の促進が効果的なダイエットにつながります。そして、成長ホルモンが分泌されるのが「空腹時」。空腹の状態だと、成長ホルモンが出て代謝が活発になるのです。



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代謝を促進させる成長ホルモンは「空腹時」に分泌される


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代謝は10代をピークに減少する

じつは、歳をとるとやせづらくなることは医学的に理由があります。「基礎代謝」は14~17歳をピークに加齢とともに減少していくのです。基礎代謝とは人が生きていくために消費される、呼吸や消化吸収、体温調整、血液循環などに使われるエネルギーになります。

そしてこの基礎代謝、1日の消費エネルギーのなんと「70%」を占めてるのです。だからこそ、年齢を重ねるごとに人間はやせづらくなっていくのでした。日常の活動で消費されるのは残りの「3割」。そのうち運動によって消費されるのはわずか「1割未満」です。

そして、その代謝を促進するのが成長ホルモンです。下がる一方の代謝を少しでも活性化させることができるなら、それだけで痩せる効果があるというもの。さらに、運動やカロリー制限などのダイエットをしていれば、代謝の促進は効果的に働いてくれます。


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空腹を感じると成長ホルモンが分泌

逆にいうと、お腹が空いていないのに間食したりダラダラ食事していると、成長ホルモンが分泌されません。ダイエットの第一歩ともいえる間食をやめることは、余計なカロリー摂取を防ぐだけではなく、成長ホルモンの分泌を促して、ひいては代謝を促進させるという効果もあるのです。

お腹がすくと胃の粘膜に「グレリン」という物質が分泌され、これが脳下垂体にいって成長ホルモンの分泌を促進します。グレリンは何か食べ物を食べると出なくなってしまい、すなわち成長ホルモンがストップしてしまいます。このため、じつは空腹を感じるということは非常に大切なことなのです。

「朝食抜きダイエット」が効果的であるのは、こうした理由があります。毎日3食しっかり摂取することが大切という考え方もありますが、成長ホルモンを多く分泌させる意味においては、お腹が空くまで食事を我慢する必要があります。

その意味で、朝食抜きダイエットは昼食前に非常に空腹感を感じることができるダイエット方法。じつは朝食を食べないというカロリーオフに加えて、成長ホルモンの分泌を促して代謝の促進につながってもいます。二重の意味でダイエット効果が期待できるのです。

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