肩と骨盤のゆがみをリセットする方法とは？
宝塚歌劇団の男役スターとして活躍した遼河はるひさんは1976年生まれ。朝起きたときから左側の肩甲骨に痛みを感じています。そのほかにも、眼精疲労と偏頭痛、それに首が左を向きにくい痛み、腰の痛み、左のひざの痛みも悩みのタネ。なぜか調子が悪いのは、体の左側に集中しています。そこで、肩と骨盤のゆがみをリセットする方法を伝授されていました。11月24日放送『駆け込みドクター！』の「こりやしびれの原因…体のゆがみを矯正SP」で紹介されていました。
目次
肩のゆがみをリセットする方法
遼河さんの診断は「左肩腱板不全断裂」です。これは、肩にある「腱板」という筋肉が、骨と骨の間でこすれたり、強い衝撃により傷ついている状態のこと。「肩が上がらない」「肩関節の痛み」などの症状をきたします。いわゆる四十肩や五十肩に発展する可能性があります。
そんな症状には「肩のゆがみリセット法」が最適です。左肩の動きが悪い人は左手を上に、右肩が固い人は右手を上にして行います。
■肩のゆがみリセット法
- 背中側に左手を上、右手を下にする
- これを時計回りに伸ばす
- 肩甲骨を回すようなイメージ
- キツイところで5～10秒ほど停止
- 10回で1セット、これを3セット繰り返す
骨盤のゆがみをリセットする方法
遼河さんの場合は左の骨盤が上がってしまっているとか。それによって、全身の骨のバランスが崩れているのです。その場合に最適なのが「骨盤のゆがみリセット法」です。
■骨盤のゆがみリセット法
- 右手をイスの背もたれにのせて立つ
- 骨盤を下げるように左足を前に出して左手を上げる
- 腰をイスから遠ざけるように体の左側を伸ばす
- この状態を30～60秒キープ、これを3～4セット行う
骨盤のゆがみリセット法は、左右それぞれ行ってください。そして、伸びづらいほうを重点的に行いましょう。
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