内臓脂肪レベルが簡単に落とせるのは理由がある
内臓脂肪レベルは、その気になればすぐに落とすことができます。それは内臓脂肪が血液中に溶け出しやすいという性質があるためです。内臓脂肪は普通預金で、皮下脂肪は定期預金と表現されるゆえん。しかし、内臓脂肪レベルは落とし方が簡単だからこそ、危険が潜んでいるのです。
目次
男性は内臓脂肪レベルが高いのが特徴
いわゆる体脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪の2種類あります。内臓脂肪は文字どおり、内臓の周りについてお腹をぽっこりさせるもの。一方の皮下脂肪は下半身に多く付く傾向があります。
このため、お腹まわりを頂点にぽっこり体型になるリンゴ型肥満は、内臓脂肪がおもな原因です。体の下側にぽっこりの頂点がある洋ナシ型肥満は、皮下脂肪が原因となります。
男性は内臓脂肪レベルが高く、女性は皮下脂肪レベルが高いのが特徴。そして、生活習慣病を引き起こすリスクが高いのは内臓脂肪です。このため、女性の肥満より男性の肥満ほうが生活習慣病のリスクが高くなります。
内臓脂肪レベルが簡単に落とせる理由
ここで内臓脂肪は、血液中に溶け出しやすい性質があります。内臓脂肪レベルがその気になれば簡単に落とせるのはこれが理由です。
とはいえ、溶け出した内臓脂肪は体のさまざまな器官に悪影響を及ぼします。血液中に流れ込んだ脂肪は、血管や体のさまざまな場所に悪さをしたり、健康システムを狂わせるのです。
この溶け出しやすい性質こそが、内臓脂肪が生活習慣病を引き起こすリスクが高い理由。脂質異常症や高血圧、高血糖症を引き起こして、最終的には糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞まで発展する可能性があるのです。
■「内臓脂肪」おすすめ記事
内臓脂肪レベルを減らすなら「空腹時」がチャンス！
「内臓脂肪」効率的に減らすウォーキング法
内臓脂肪がサプリ効果だけで減らせるメカニズム
■「脂肪を落とす」おすすめ記事
食後に熱いシャワーで痩せる「時間差ダイエット」
ワインオープナーダイエットは1週間でウエスト10cm減
EMSで脂肪が楽して落とせるメカニズムとは？
