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「しょうが豆腐」ダイエットなら半年で12kg減

「しょうが豆腐」ダイエットとは、良質なタンパク質である豆腐に体を温めるしょうがを組み合わせる方法。代謝がアップして痩せることができます。野菜ソムリエでもある美波紀子さんは、「しょうが豆腐」によるダイエットを実践して、半年で12kgも体重を減らすことができました。気になる「しょうが豆腐」のレシピを紹介しましょう。



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「しょうが豆腐」ダイエットなら半年で12kg減


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しょうが豆腐ダイエットのポイント

「しょうが豆腐」ダイエットは、11月30日放送『はなまるマーケット』の「40代からの食べてやせる大人ダイエット」で取り上げられていたもの。良質なタンパク質である豆腐に、体を温めるしょうがを組み合わせることで、さらに代謝がアップします。

美波紀子さんはこのダイエット法の成果を確認するため、わざわざ一度太り、自分の体で効果を確かめるというプロフェッショナルぶり。「やせなかったらどうしよう」と思いつつ、しょうが豆腐を実践すると、予想どおりやせていったという美波紀子さん。半年で12kg、気がついたら落ちていたとか。現在でもしょうが豆腐を毎晩食べ続けおり、リバウンド知らずです。

この「しょうが豆腐」ダイエットのポイントは、炭水化物をタンパク質に替えること。ダイエットを長続きのさせるコツは、ご飯を豆腐に替え、おかずはふだん通り食べることです。

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しょうが豆腐ダイエットのレシピ

肝心の「しょうが豆腐」のレシピと作り方は下記のとおりです。お好みでポン酢をかけてもよいとか。豆腐の種類によって加熱時間が変わりますが、基本的には温める程度でOKです。

【材料 / 1人分】

  • 絹ごし豆腐 ・・・ 1/2丁
  • しょうが(すりおろし) ・・・ 小さじ1/4
  • ぽん酢(お好み) ・・・ 適量

【作り方】

  1. 豆腐を横半分にスライス
  2. 片方の豆腐の上にしょうがをまんべんなく伸ばす
  3. スライスした豆腐を上に乗せてしょうがをサンドする
  4. 耐熱皿にのせておろししょうがをトッピング
  5. ラップをせずに電子レンジ(500W)で2分加熱してでき上がり

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しょうが豆腐でダイエットできる理由

さて、この「しょうが豆腐」がどうしてダイエットの効果を発揮するのでしょうか? その理由はしょうがが温めることで成分が変化し、体を温める力が強くなって代謝がアップするからです。

しょうがの成分に詳しい食品医学研究所所長 医学博士・平柳要先生によると、生のしょうがには「ショウガオール」よりも「ジンゲロール」のほうが多く含まれていますが、加熱することにより「ジンゲロール」は「ショウガオール」に変わります。しょうがは加熱してとるとより効果的に体を温めることができるのです。

「ショウガオール」も「ジンゲロール」も体を温める成分ですが、生のしょうがに多く含まれるジンゲロールは体の中心の熱を手足に運ぶことで中心部が冷えてしまうとか。「ジンゲロール」に対し、加熱によって増えた「ショウガオール」は、直接体を温める作用があり、中心部と体の表面の両方が温まるのです。


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豆腐はダイエットに効果的な食材

しょうがを使わなくても「豆腐ダイエット」をすることもできます。というのも、豆腐はダイエットに効果的な成分がテンコ盛りな食材のです。

まずはコレステロールや中性脂肪を減らすと同時に、ムダな体脂肪を落とす効果も期待できる「大豆レシチン」。コレステロールの吸収を抑え、分解する働きがある「大豆サポニン」もダイエットに効果を発揮します。

脂質やタンパク質、炭水化物の代謝に欠かせない「ビタミンB群」も含有。ビタミンB群が不足すると、食べ物としてとり込んだ脂肪をため込みやすくなります。脂肪を燃やす「鉄分」も見逃せません。脂肪分解には大量の酸素が必要になり、その酸素を運ぶのが赤血球の鉄分だからです。

便秘予防に役立つ「大豆オリゴ糖」もダイエットでは注目すべき成分。大豆オリゴ糖は、腸内の善玉菌「ビフィズス菌」のエサとなります。腸内環境を改善、便秘解消にも役立つのです。


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豆腐ダイエットには絹ごし?木綿?

ところで豆腐には、がっちりした「木綿豆腐」と、のどごしのよい「絹ごし豆腐」があります。じつはカロリーを比較すると、木綿豆腐は100gあたり約70kcalなのに対して、絹ごし豆腐は約60kcalと低カロリー。それぞれ製法が違うことによって含まれる栄養素などに違いがあるのです。

木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものを崩して、木綿の布で水分をしぼって再び固めたもの。一方の絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ったものです。

木綿豆腐のほうが凝縮されるため、絹ごし豆腐よりたんぱく質やカルシウムが20~30%多く含まれています。ただし、水分を絞るときにビタミンBやカリウムが流出。絹ごし豆腐は木綿豆腐よりビタミンBやカリウムが多く含まれているのです。

それでは、ダイエットにはどちらの豆腐が向いているのでしょう? 豆腐ダイエットの目的は、炭水化物をたんぱく質に変えること。その意味ではあまりカロリーは意識する必要はありません。その意味で、料理に合わせて好みの豆腐を使うことが、ダイエットを長続きさせるコツといえるでしょう。


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蒸ししょうがで脂肪を燃焼させる

しょうがには、特有の辛味の元となる「ジンゲロール」と「ショウガオール」という薬効成分が含まれています。

「ジンゲロール」は血液の中を流れ、手先や足先の末しょうで血管を広げる作用。これにより血流がよくなって手先や足先がポカポカしてきます。体を温めたり免疫力を高めたりする効果がありますが、これは深部にある熱を末しょうに送り出すことでもあるため深部体温はやや下がってしまうのです。

「ショウガオール」は胃腸の壁を直接刺激して、血流を高めて深部の熱を作り出す働きがあります。体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させて体温を上げる効果があるのです。残念ながら、生のしょうがには「ショウガオール」の効果はほとんどありません。

そして、しょうがを乾燥させると「ジンゲロール」の一部が「ショウガオール」に変化します。それをうまく利用しているのが、いま話題の「蒸ししょうが」です。「蒸ししょうが」には、生のしょうがの10倍のショウガオールが含まれています。「乾燥しょうが」とほぼ同義です。

作り方は簡単。しょうがを厚さ1~2mmにスライスしたら、80℃に設定したオーブンで1時間過熱。しょうが充分に乾燥したら完成です。なかなか乾燥しなければ、天日干しや室内干しなどでもOKです。しょうが特有の香りがなくなってしまうため薬味としては生に劣りますが、しょうがの味が凝縮されて旨みは感じやすくなります。

じつは「乾燥しょうが」は冷えを改善するため、古くから漢方薬に使われています。中国の薬学書にも乾燥しょうがは「寒冷腹痛を止める」「中を温める」という効能が記載されているとか。一方、生のしょうがには「解熱作用がある」という記載。同じしょうがでも、生と乾燥ではまったくの別物だったのです。

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