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アスペルギルスが肺で生息!?その予防法とは

たくさん吸うことによって、強いアレルギー性の肺炎から呼吸不全になって、死亡する可能性のある怖いカビがあります。じつはこのカビ、医師でもなかなか気づけないというのも特徴。人を死に至らしめる恐怖のカビとは「アスペルギルス・フミガータス」です。その恐ろしい実態を見ていきましょう。



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アスペルギルスが肺で生息!?その予防法とは


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悪化した症状が風邪や気管支炎に似ている

このカビが恐ろしいのは、違う病気に間違えられやすいこと。悪化したときの症状が、風邪や気管支炎、もしくは肺炎の症状と非常に似ています。レントゲンで影が出ても、普通の肺炎と非常に影がよく似ているのです。あるいは結核と似ているということで、誤診されやすいといいます。

実際にカビによって、死の危険に直面した女性は、体がだるくて微熱が続き、よくせきが出るという症状でした。そこで病院を受診すると、医師からは「軽いぜんそく」と診断されたのです。

この女性の場合、ぜんそくを治す薬を飲み続けるものの、一向に症状はよくなりません。次第にたんの絡むせきが出るようになり、息切れも毎日感じるようになりました。

そんな状態が5年も続いたある日、突然の呼吸困難をおこして緊急搬送。そこで医師に告げられたのが、空気中のカビが原因でおこるアレルギー症状でした。その恐ろしいカビこそが「アスペルギルス・フミガータス」です。


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人の体温が適温なので気管支や肺の中で増殖

目にはまったく見えませんが室内の空気中、とくに家のほこりの中にたくさん住んでいることが知られています。このアスペルギルス・フミガータスを吸うことによって、強いアレルギー性の肺炎や強い呼吸不全になることもあり、死亡する可能性もあるのです。

このカビが原因と考えられる「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」の患者数は、全国で推定10万人以上に上るといわれています。アスペルギルス・フミガータスは一般の先生、あるいは患者さんに知識が普及していないこともあって、病院ではぜんそくや風邪と診断されてしまい、適切な対処がされません。ある日突然、死の発作が来ないとも限らないのです。

通常のカビは人の体温では生き続けられませんが、アスペルギルス・フミガータスにとっては人の体温は適温。このため「万年床」が大好物。枕や人と接する布団に生えやすいのです。また、体温が適温であるがために人の気管支や肺の中でも静かに増え続け、ある日突然肺を破壊して呼吸障害などの症状を引き起こします。

さらに、アスペルギルス自体は非常にポピュラーなカビなのですが、アスペルギルス・フミガータスは非常に強毒性で感染力も強く、アレルギーも強くおこすカビ。ぜんそく患者の2~3%がこのカビのせいといわれています。


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カビを抑えるには乾燥させることが基本

とはいえ、アスペルギルス・フミガータスが存在するのは一部の家。だいたい1~2割の家でしか出ないといわれています。換気が悪くて湿度がかなり高い場合、生息している可能性があります

それでは、どうすればこの恐ろしいカビから身を守れるのでしょうか? 空気中のカビをゼロにすることは不可能。なるべく少なくする努力が必要です。

カビを抑えるには、やはり乾燥させることが基本。とくに布団は長時間、人と接して湿気がたまりやすいので要注意です。さらに部屋全体をこまめに喚起すること大切。月に一度は、エアコンの掃除を行うようにしましょう。

もし特定の部屋にいるときだけせきが出て、部屋を出たらせきがやむ…
そんな症状には注意が必要です。カビが原因かもしれません。一見きれいに見える部屋でも、恐ろしいカビが隠れていることがあります。

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