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下痢の原因はぜん動運動が活発すぎるから!?

下痢とは、ウンチに含まれる水分が多く、液状に近いまま排出される状態です。ウンチの分類でいえば「水様便」となります。水分量が90%を超えたものです。そして、この下痢の原因はじつはぜん動運動が活発すぎるためにおこるもの。そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。



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下痢の原因はぜん動運動が活発すぎるから


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大腸の水分吸収不足が下痢の原因

大腸には3つの働きがあります。内容物を運ぶ「ぜん動運動」、内容物の「水分吸収」、内容物の動きをスムーズにする粘液などの「分泌」です。ここで下痢に大きく関わるのが、ぜん動運動と水分吸収になります。

大腸のぜん動運動の働きが落ちると、内容物がゆっくり進んで水分吸収が促進。このため便秘気味になります。逆にぜん動運動が高まりすぎると、水分を吸収できずに下痢気味になります。

つまり下痢は、大腸による水分吸収が不足したり、または超粘液や水分の分泌の働きが高まることが原因なのです。


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消化不足が下痢の原因になる理由

冷たいものを食べ過ぎたり、暴飲暴食したときや寝冷えしたときにおこる下痢は、大腸のぜん動運動が活発になりすぎて、水分がうまく吸収されないためにおこります。

たとえば冷たいものが胃に入ると、その刺激が大腸に伝わって大腸のぜん動運動が活発化。これは大腸反射と呼ばれるもので、ぜん動運動が活発すぎるために下痢の原因となるのです。

また、胃で十分な消化が行われないまま内容物が腸に到達すると、未消化の内容物が腸壁を刺激してぜん動運動が活発になります。こうして水分吸収が弱くなるために、消化不足が下痢の原因となるのです。

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