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街で見かける「プラズマ乳酸菌」ってナニ?

キリンから2014年1月21日から発売されている「プラズマ乳酸菌の水」。なんだか体によさそうな商品名ですが、初めて耳にする「プラズマ乳酸菌」とはどういう乳酸菌なのでしょう? そして、どんな効能があるのでしょうか?



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外敵であるウイルスと戦ってくれるさまざまな免疫細胞。その免疫細胞に指示を送り、外敵との対戦に向けて防御や攻撃のための抗ウイルス物質を出してウイルスの侵入を防ぐのが「プラズマサイトイド樹状細胞」です。

そして、この細胞を活性化する乳酸菌が「プラズマ乳酸菌」。正式な名前は「ラクトコッカス・ラクティスJCM5805株」といいます。

これまでの乳酸菌はウイルスに対して一部の役割を担うNK細胞などを活性化させるだけでした。しかし「プラズマ乳酸菌」は「プラズマサイトイド樹状細胞」を直接活性化させることにより、NK細胞やキラーT細胞などいくつもの役割をもつ免疫細胞のすべての種類を活性化。総合的な感染防御システムがパワーアップするのです。

そして、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターと共同でヒトへの効果を研究。30~59歳までの健康な男女213名を対象にしたテストを、冬期70日間にわたり実施しました。

プラズマ乳酸菌が入っていない飲料を飲んでいたグループは14人が風邪にかかりましたが、プラズマ乳酸菌を含むヨーグルト飲料を飲んでいたグループで風邪になったのは7人だけ。さらに、「咳」と「熱っぽさ」の発症・悪化が低減されていること、および、血液中の免疫応答性が高まっていることも確認できたのです。

今回発売された「プラズマ乳酸菌の水」は、ていねいにろ過を重ねて磨かれた水に「プラズマ乳酸菌」を配合。無糖・カロリーゼロで、水に近いシンプルな味わいで、時間や場所を選ばず常温でもおいしく楽しめるものです。

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