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痛風より怖い!高尿酸血症は命に関わる病気

その痛みが出産にたとえられる「痛風」は、男性が生涯で経験する痛みでは、もっとも痛い部類に入るといいます。しかし、じつは痛みが出ていない人は「高尿酸血症」という立派な病気。そして、放っておくと命に関わる危険があるのです。11月13日放送『ためしてガッテン』の「尿酸値に潜む死の予言 痛風予備軍が心筋梗塞」で紹介されていました。



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痛風より怖い!高尿酸血症は命に関わる病気

痛風になる一歩手前で心筋梗塞を発症した

痛風一歩手前で、死の淵まで行った…という例を紹介しましょう。神奈川県在住の男性(63歳)は、49歳のときに痛風に襲われました。本人いわく、骨が折れたのではと思ったほどの痛みだとか。バーベルか何かをボーンと落としたような痛みだったとも説明します。

自力では歩けないほどの激痛。奥さんに付き添われて、どうにか病院に急行しました。治療を受けると、何事もなかったように症状が落ち着いた男性。ふだんの働き盛りの生活を取り戻すことができました。

ところがその後、思いもよらぬ病気が男性を襲います。それは、なんと「心筋梗塞」でした。心臓に酸素を送るための太い血管が閉じてしまっていたのです。一刻を争う状態でした。その日のうちに緊急手術。血管を広げる処置で、なんとか一命を取り留めました。

痛風を発症していない高尿酸血症が危険

このように痛風で心筋梗塞がおきるとは、どういうことでしょう? この男性の尿酸値の推移を見てみると、49歳のときに基準値が「7」の尿酸値が「7.6」のときに痛風を発症しています。その後、52歳のときに尿酸値が「8.6」程度まで上がって、痛風を再発。53歳にかけては、薬によって尿酸値の数値は「5~6」程度と、基準値以下に抑えられていました。

ところが、54歳のときに尿酸値が「8」を超える状態に…。しかし、このときは痛風は発症せず、まったく痛みも感じませんでした。そして、55歳にかけて尿酸値は再び基準値以下に下がり、以降は基準値を少し超える程度で安定。男性はすっかり安心して、そのまま放置していたのです。

じつは、尿酸値の基準値を超えても激痛に襲われる人はほんの1割。残りの9割は、痛くもかゆくもないのです。じつは、この尿酸値が基準値「7」を超えていて「痛風」を発症していない「高尿酸血症」の人こそ、死の危険が迫っているのです。


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高尿酸血症の原因は3タイプある

そもそも高尿酸血症の原因は尿酸の産生が過剰になる場合と、排泄が低下する場合、そしてそれらの混合した場合があります。

高尿酸血症の6割を占めるのが尿酸排泄低下タイプです。遺伝や肥満が関与しているといわれています。腎不全になっても尿酸の排泄が低下します。

そして、混合タイプが3割ほど。尿酸産生過剰タイプは1割ほどになります。プリン体を多く含む食品を過剰に摂取したり、激しい運動を行うことが原因です。白血病や炎症性疾患でも細胞が破壊され、体内で合成されるプリン体が増加します。

■11月13日放送『ためしてガッテン』
【尿酸値に潜む死の予言 痛風予備軍が心筋梗塞】
痛みがなくても関節に尿酸は蓄積している!!
尿酸値が高いほうが「抗酸化作用」が働く!?
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