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不規則な生活で太る「モナリザ症候群」とは

ダイエットで「不規則な生活は太る」ということをよくいわれますが、これはホントなのでしょうか? じつはこれ「ホント」。俗に「モナリザ症候群」と呼ばれるものです。3月5日放送『駆け込みドクター!』の「解決!ダイエットの7つのウソ!?ホント!?」で紹介されていました。



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モナリザ症候群とは、摂取カロリーが少ないのに太ってしまう症状のこと。「交感神経」の衰えが原因です。日本人の肥満の「7割」が、このモナリザ症候群といわれています。昼間のダラダラと過ごすような不規則な生活をして、夜もあまり熟睡できない人などが、この症状に陥りやすいとか。

ちなみに、モナリザ症候群は「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity」の頭文字を取って名付けられたもので、日本語では「肥満者のほとんどは交感神経の働きが低下している」という意味。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザとは関係ありません。

この症状と似ていますが「睡眠不足は太りやすくなる」というのもあります。「5時間睡眠」の人と「8時間睡眠」の人を比べると、5時間睡眠のほうが「食欲増進」ホルモンが「15%増加」する一方で、「食欲抑制」ホルモンが「15%減少」していました。

起きている時間が長くなるから消費カロリーが上がる…と考える人もいるかもしれません。しかし、起きていると消費カロリー以上に食べてしまうのが常。たとえば、睡眠時間が5時間以下の人というのは、それよりも睡眠時間が長い人よりも「6%」摂取カロリーが高いというデータもあります。

また、睡眠不足になると「倦怠感」が出てくるもの。これが運動するモチベーション低下につながります。階段を使いたくなくなったり、歩きたくなくなったり…。これも太る要因になるのです。

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