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著名人もやせた「はらすまカード」とは?

「はらすまカード」を使って無理せずにできる「はらすまダイエット」をご存じですか? カードには、日常生活で減らせる100kcalの目安が書かれています。9月9日放送『主治医が見つかる診療所』の「代謝UPスペシャル決定版」で、野球解説者の金村義明さんがチャレンジしていました。



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はらすまダイエット


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はらすまカードで食事をちょい減らし

「はらすまカード」とは、1枚1枚が100kcalの絵になっているカード。「腹をスマート」にさせることを目的に作られました。その略称が「はらすま」というわけ。もともとは日立製作所が、2006年から社員の内臓脂肪撃退プロジェクトで考案したものです。

カードには、日常生活で減らせるさまざまな100kcalの目安がそれぞれ書かれています。たとえば「ごはん」カードなら、お茶碗の絵の3分の2に色づけされているという感じ。ごはんお茶碗2/3が100kcalの目安というわけです。「バタートースト」なら、1/2枚が目安となるので、半分だけ色づけされたトーストの絵が描かれています。

これらが束になったカード群から、1日3枚以上、実行するというのがはらすまダイエットの方法。それ以外の食事などは、ふだんどおりでOKです。食事を「ちょい減らし」することがポイントです。

はらすまダイエットを開始して1ヵ月後に体重ならびに検査をして、比較することとになりました。開始時の体重とお腹周りを測定してみると、体重は103.6kg、お腹まわりは106cm。これと血液検査で問題のあった項目数「15」がどのように変化するのを比べるのです。


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はらすまダイエットで7kg超も減量

1ヵ月後、なんと体重は95.85kg、7.75kgも減量していました。腹囲を測定すると98.5cm、7.5cmも減っています。血液検査についても、総コレステロールや中性脂肪、γ-GDP、尿酸なども数値が改善。基準値までは到達していませんが、数値は大幅に改善していたのです。

なかでも「アディポネクチン」は、傷ついた血管を修復して動脈硬化を改善することにより心筋梗塞や脳梗塞を予防したり、インスリンの働きを助けて糖尿病を予防してくれるありがたいホルモン。この数値も改善して、要注意の範囲から脱出できていました。

というわけで、1日300kcal減らすだけで体重だけでなく、体の中も改善に向かっていたのです。本人があまりがんばっている実感なく、見事にはらすまダイエットに成功していました。

■9月9日放送『主治医が見つかる診療所』
【代謝UPスペシャル決定版】

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