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サルコペニアを一瞬で検査「指わっかテスト」

最近、話題になっているのが「サルコペニア」という言葉。ギリシャ語でサルコは筋肉、ペニアは減るという意味です。つまり、筋肉減少のことをサルコペニアと呼びます。このサルコペニアの一瞬でチェックできる「指わっかテスト」のやり方を見ていきましょう。9月17日放送『ためしてガッテン』の「肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技」で紹介されていました。



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サルコペニアを一瞬で検査「指わっかテスト」


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サルコペニアをすぐに見分ける方法

サルコペニアはこれまで欧米で研究されてきたものですが、2014年1月からアジア人向けのサルコペニアの診断基準ができました。この危険な筋肉の衰えであるサルコペニアの見分け方を紹介しましょう。

1つめは「片足で靴下が履けない」というもの。靴下を片足ではくときに座ったり、バランスを崩して足をついてしまうことです。これは脚の筋肉が弱っていることを示しています。

2つめは「ビンのフタが開けにくい」です。いままでは開いていたビンのフタが開けにくい…ということは、握力が低下していることを示しています。

3つめは「渡りきる前に赤信号に変わる」です。横断歩道を渡りきる前に青信号が赤信号に変わるという人は、歩くスピードがかなり遅いということ。下肢の筋力低下が示されているというわけです。


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サルコペニアを指わっかテストで検査

簡単に筋力量をチェックするサルコペニアの検査方法があります。それは「指わっかテスト」というものです。

まず親指と人差し指でわっかを作ります。このわっかで、ふくらはぎの一番太い箇所にはめてください。このとき指が重なってしまう場合は、ふくらはぎがかなり細いということ。サルコペニアの疑いがあります。

サルコペニアで筋肉が衰えると、階段を上がるのがつらくなったり転びやすくなったり…。すると骨折しやすくなって、それがきっかけで寝たきりになってしまうこともあります。

しかし、筋肉が衰えるとそれだけでなく、肺炎や腎臓病、心筋梗塞、糖尿病、動脈硬化、敗血症…などに関わってくるのです。最新の研究によると、筋肉の多い人は少ない人と比べて、病気での死亡率がなんと半分でした。じつは生死のカギは筋肉が握っているのです。

■9月17日放送『ためしてガッテン』
【肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技】
免疫力アップするなら筋肉をつけるのが大正解
筋肉をつけるなら運動後30分以内の牛乳がイイ
インターバル速歩トレーニングで脚力を劇的UP

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