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起きてすぐの歯磨きがインフルエンザに効果

風邪やインフルエンザの流行は、なぜ冬が多いのでしょう? これは風邪をおこすウイルスやインフルエンザウイルスが、低温で乾燥したものを好むため。ウイルスはそこでそういった場所で活発に活動します。12月1日放送『駆け込みドクター!』の「お医者さんに聞きたい17の事」で紹介されていました。



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たとえば1回のくしゃみで、60万個くらいのウイルスが飛び散ります。それが乾燥した状態だと、空気中を漂っている時間がすごく長くなるため、風邪やインフルエンザに感染しやすくなるわけです。

そんな風邪とインフルエンザの予防法は、なんといっても「手洗い」。さまざまな場所を触った手には、ウイルスが大量に付着しているため、手を介して鼻や喉に侵入するのです。

また、緑黄色野菜に多く含まれる「ビタミンA」を摂取することも予防法のひとつ。目や鼻、口などの粘膜を正常に保つ働きがあり、ウイルスの侵入を防ぐのです。

さらに、サンマや干し椎茸に多い「ビタミンD」には、インフルエンザを撃退する力があるといいます。このビタミンD、太陽の紫外線を浴びると体内で生成されるもの。日光浴が効果的なので、日照時間の短い冬の間は、こまめに日光を浴びるように心がけましょう。

インフルエンザに関して、最近注目されているのが「口腔ケア」です。歯石や歯垢を取り除くと、ウイルスや細菌が増殖する酵素を除去することができます。インフルエンザウイルスは、細菌が出すたんぱく質と出会うことで感染しやすくなります。とくに寝ている間は、唾液の分泌が減少してばい菌が増えているので、朝起きてすぐの歯磨きがインフルエンザの予防に効果を発揮するのです。

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