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沖縄の長寿はシークワーサーに秘訣アリ!

沖縄県大宜味村(おおぎみそん)は人口3,386人。90歳を超える人が156人もいるといいます。ここ大宜味村では70歳くらいはまだワラビ(童)という意識。90代にならないと、お婆ちゃんと呼ばないとか。いったい何を食べるとそんなに長生きできるのでしょう? 8月4日放送の『駆け込みドクター!』で「ニッポンが誇る長寿村!その秘密は”食”にあったスペシャル」で紹介されていました。



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大宜味村の長寿食材は「ツルムラサキ」。家の勝手口に勝手に生えていたもの。高い栄養価から近年、注目されている野草です。ビタミンCやカロテンを多く含み、抗酸化作用でがん予防に効果があります。

ピーマンと一緒に炒めるのは、チラガーと呼ばれる豚の顔の皮。コラーゲンたっぷりです。これらを使ったチャンプルーにはあまり塩は使わずに、カツオだしを使用。塩分を控えています。

ちなみに、沖縄県の塩分の1日あたり摂取量は全国平均が男性「11.4g」で女性が「9.6g」のところ、なんと沖縄は男性「9.3g」で女性が「7.7g」と格段に少ないのです。

「ジーマーミ豆腐」も長寿食材。落花生に豊富に含まれる脂肪酸には、コレステロール抑制の効果があるといわれています。

いわずと知れた「ゴーヤチャンプル」も長寿ポイント。ゴーヤに含まれる苦味成分には、動脈硬化や生活習慣病の予防に効果があります。

さらに、日本人にはなじみは薄いもの台湾やベトナムではよく食べられている「白ゴーヤ」も長寿食材。緑のゴーヤに比べて苦味が少なく、生でサラダで食します。

「シークワーサー」も長寿ポイント。大宜味村は生産量は全国出荷量の60%以上を誇る一大生産地。まだ熟していない青切シークワーサーは酸味が強く、クエン酸が豊富に含まれています。どこの人の庭先にも2~3本はあるほど。これをお刺身などに絞ることで、魚に含まれるカルシウムの吸収率を上げるのです。

「イチョーバー」という沖縄ならではの香味野菜も長寿食材。抗酸化作用が強く、風邪の予防に効果大です。薬草として重宝されてきた「インガナ」は、100gで牛乳1杯分のカルシウムを含みます。

「モーイ豆腐」は海草から作られている豆腐。「モーイ」は地元沖縄県でも知る人の少ない幻の海草です。ミネラルや食物繊維が豊富ながら、低カロリーでヘルシーな食材なのです。次代に残したい健康食といえるでしょう。この村の高齢者の大好物です。

■8月4日放送『駆け込みドクター!』
【ニッポンが誇る長寿村!その秘密は”食”にあったスペシャル】

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