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長友佑都の基礎を築いた「時代遅れ指導法」

「試験が終わって今日からやっとサッカーができるようになったんだろ。サッカーをやれてうれしいという気持ちが全然伝わってこない」…これが、インテルの日本代表DF・長友佑都を中学時代に教えた人の指導法。円陣を組んだ中学サッカー部員を前に「気合」を入れるという古めかしい手法です。



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愛媛県新居浜市の河川敷グラウンドで指導する先生の名は井上博さん(44歳)。指導で大事にしていることは何かと聞かれると「一番は自主性。それからメンタルと走り。技術・戦術はあまり教えません」と答えます。

練習中はどの選手も、30m以上のキックを楽々と蹴っています。紅白戦が始まると、目を見張る大胆なプレーが繰り出されます。それでも、先生が指導するのは相変わらず「それで全力か」「サッカーをやれてうれしくないのか」という精神論ばかりです。

しかし、練習の進行には口を出していません。じつは昼休みに全部員で午後の練習内容を決めているのです。先生が見逃しても、気を抜いたプレーがあると選手同士で厳しく指摘しています。入学したばかりのころは「本当に長友を教えたのか」と疑うが、続けていくうちに「なるほど」と思うとか。

明治大学サッカー部の補欠から5年でインテルの選手になった長友は「成長するための土台を作ってもらった」と、中学時代を振り返っています。先生にとって長友は最初の教え子。当時から指導法は変わりません。長友以降も全国級の選手が育っています。

大切なのは「自主性」。サッカーができる喜びを常に感じながら、自分でどうやって上達するかを自発的に考えて練習する…そこが大切なのでしょう。それから、ピンチやチャンスを前にしても力を発揮できる「メンタル」と、試合終了間際でも、ピンチを切り抜けてチャンスをものにする「走り」。そこにこそ、サッカーの本質があるのかもしれません。

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