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震災後に脳卒中が急増する現象をストップ!

高血圧でなくてもおきる新型の「脳卒中」は、血圧の変動が大きい「血圧変動タイプ」の人に発症します。そんな「脳卒中体質」を見事に克服して、多くの人が体質を変えたという事例があります。11月27日放送『ためしてガッテン』の「まさか脳卒中体質に!?血圧正常でも連発の謎」で紹介されていました。



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震災後に脳卒中が急増する現象をストップ!


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震災直後から脳卒中をおこす人が急増

「脳卒中体質」の体質改善を進めているのは、宮城県の南三陸町にある公立志津川病院の南三陸診療所です。患者が必ず持ってくるのが血圧計。毎日の血圧の変化を、パソコンに転送して医師がチェックしていました。

じつは東日本大震災のあと、三陸沿岸の市町村では脳卒中が急増しています。ところが、この診療所で脳卒中をおこしたのは、この2年半で高リスク患者280人中でたったの「1人」でした。

この取組みを中心となって進めているのが、副院長の西澤匡史先生。さまざまなストレスによって血圧は変化するもの。体調不良によっても血圧は変化します。西澤先生によれば、患者と話をすることによって、何が血圧上昇あるいは血圧低下をもたらしたのか、発見につながっていくといいます。

さらに大きな長所がもう1つ。患者のデータは、栃木県の自治医科大学まで転送されて、血圧の専門医が詳しくチェック。脳卒中をおこす兆しを少しでも見つけると、すぐに連絡が行くようになっています。

この取組みのきっかけとなったのが、20年前の阪神淡路大震災。当時も、震災直後から脳卒中をおこす人が急増しました。その経験から、南三陸町をバックアップするこの仕組みができ上がりました。

■11月27日放送『ためしてガッテン』
【まさか脳卒中体質に!?血圧正常でも連発の謎】

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