炭酸飲料を吹き出さない方法とは？-ためしてガッテン
コーラやサイダーなどの炭酸飲料を振っても泡を吹き出させない方法をご存じですか？ 7月3日放送『ためしてガッテン』の「炭酸パワー」特集で、その驚きのテクニックを紹介していました。
目次
炭酸飲料を首に挟んで声を出せばOK
なんと声を大きく出して振動を与えることによって、泡の噴出を抑えることができるのです。よく振った炭酸飲料を、首の横に挟んで歌を熱唱。すると、見事に泡が抑えられたのです。
歌を歌う代わりに「ウーン」と長く声を出すだけで十分に効果が出ます。コーラやサイダーなどのボトルを首に挟んで声を出し、ボトルの底を触って振動が伝わっていることを確認。たいたい30秒ほど続ければOKです。
静かに置いてフタを開けると、泡は出ないはずです。ぬるい場合は失敗する場合があるので、声を出す時間を長めにするとよいでしょう。
声の振動で炭酸の小さなツブが消える
はたして、ボトルの中で何がおきているのでしょう？ よく振った炭酸飲料のボトルを確認すると、小さな炭酸のツブが確認できます。
フタを開けた瞬間、そのツブが大きくなって上昇。周りのツブも吸収して、さらに大きくなって上昇していくのです。このとき、周囲の液体も引き連れて上昇するため、吹き出すというわけです。
そして、泡の吹き出しを抑えるには、最初の小さな炭酸のツブを減らせば解決。声による振動を与えると、最初の小さな炭酸のツブがボトル内で上昇して消えていくのです。これがコーラやサイダーなどの炭酸飲料を振っても、吹きこぼれない理由なのでした。
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