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副交感神経を優位にすれば便秘が解消する!?

年齢を問わず、多くの女性の悩みのタネといえる「便秘」です。その予防と解消には「自律神経の安定」が重要。じつは副交感神経を常に優位に保っておくと、便秘にならないのです。そのメカニズムを見てみましょう。10月8日放送『みんなの家庭の医学』の「有名人から学ぶ身体が老けない4つの秘密」で紹介されていました。



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副交感神経を優位にすれば便秘が解消する!?


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便秘の改善には自律神経の安定が重要

日本人で「便秘」の治療を受けている患者数は、なんと15万人を超えるとか。「腸」のお悩みの代表格です。偏った食生活のほか、ストレスや加齢なども大きな要因となるため、60歳以上の女性は誰しも何らかの悩みを抱えているといわれています。

便秘のスペシャリストである順天堂大学医学部の小林弘幸先生によると、便秘の予防・改善のポイントは「食物繊維が豊富な食事を摂る」ことと「運動による刺激で腸の働きを強化」すること。そして何より重要なのが「自律神経の安定」と説明します。


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副交感神経が優位なら便秘にならない

自律神経とは、呼吸や血液の循環、消化など、人間の生命維持にかかわる機能を司っている神経です。活動時やストレスを感じるときに活発になる「交感神経」と、リラックスしたときに活発になる「副交感神経」があります。

そのバランスは「1:1」が理想とされていますが、ストレスが多い現代社会では交感神経が優位になっているとか。

じつは「便」を運ぶ腸のぜん動運動を司っているのは副交感神経。それゆえ、交感神経が優位になるとぜんどう運動が弱まってしまい、便秘になりやすくなるのです。このため、副交感神経を常に優位に保っておくことで、便秘にならず腸年齢を若く保つポイントになります。


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副交感神経を優位にする手軽な方法

それでは、便秘改善につながる副交感神経を優位にするにはどうしたらよいのでしょう? 副交感神経が優位な状態は、簡単にいえばリラックスした状態。心身ともにリラックする環境を整えるのが一番です。

なかでも、もっとも手軽に副交感神経を優位する方法は「ぬるめのお風呂」につかること。38~39度のお湯に、全身浴で30分ほど入るとリラックスできます。40度以下のお風呂にお湯に入ると自律神経は副交感神経が優位になるのです。

さらに一歩進めて「温冷浴」を行うのもオススメ。温冷浴は冷水と温水を交互に浴びることを7回繰り返します。順番は「水・お湯・水・お湯・水・お湯・水」。シャワーだけでもできる入浴法です。温度差が自律神経を正しいバランスに整えてくれるので便秘の改善に効果が期待できます。

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■10月8日放送『みんなの家庭の医学』
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