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かゆくないまぶたの赤みは「胃がん」サイン

化粧品によるかぶれやアレルギーなどでおこる「顔の赤み」。しかし、次のような顔の赤みが出ていたら「胃がん」の可能性があります。それは「まぶたに出る赤み」です。4月1日放送『たけしのみんなの家庭の医学』の「いま気をつけるべき病ランキングSP」で紹介されていました。



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かゆくないまぶたの赤みは「胃がん」サイン


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まぶたに出る赤みに胃がんが潜む

「まぶたに出る赤み」の特徴は「左右のまぶたとも同じように赤くなる」と「少し腫れがある」というもの。この陰に潜む危険な病気が「胃がん」です。

胃がんは、肺がんについで死亡者数が多いがん。その死亡者数は年間およそ5万人にも上ります。とくに初期段階は自覚症状が出ることはほとんどなく、早期に気づくことが非常に難しいがんといわれています。

しかし、この症状の特徴を覚えておけば、早期発見の手がかりとなる可能性があるのです。その最大の特徴とは「かゆみがない」ということです。


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がんによる赤みはかゆみが生じない

「アレルギー反応でおこるまぶたの赤み」はかゆみを伴って、皮膚の表面にポツポツなどなどの異常があります。「がんによるまぶたの赤み」は皮膚の奥で炎症がおきているため皮膚の表面自体にはポツポツなどの異常がなく、かゆみが生じないのです。

このような赤みが出ている人には「胃がん」のほかに「肺がん」や「乳がん」などが発症している場合も…。その因果関係はハッキリとわかっていませんが、がんが免疫細胞に攻撃されると皮膚の細胞に似た構造に変化することがあります。

この変化によって、免疫細胞が正常な皮膚の細胞を誤って攻撃。このとき、とくに薄くて弱い「まぶた」にその症状が現れると考えられています。さらに、目のまぶたと一緒に手の関節にも赤みが現れることが多いとか。このような皮膚の異変にいち早く気づくことで、がんの早期発見につながるのです。


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胃がんの原因はピロリ菌による傷

なお、胃がんの原因はピロリ菌にあります。人間がお酒などの刺激物を摂取すると胃の粘膜が少しだけ傷つきます。とはいえ、2~3日があれば自然に修復されます。なぜなら、胃の粘膜というのは新陳代謝がものすごく活発なため。胃の表面はすぐに元どおりになります。

ストレスを感じたときは、胃酸から胃の表面を守る粘液の分泌が悪くなります。そして、刺激物と同様に胃の粘膜が傷ついてしまうのです。とはいえ、ストレスがやわらげば、また元のとおりに戻ります。

ところが、ピロリ菌の場合は少し違います。ピロリ菌はじつは毒針を持っていて、針から毒を注入して細胞を壊してしまうのです。これが一過性ならまた元どおりに戻るのですが、ピロリ菌の場合は胃の中にずっといるのです。このため、胃の粘膜を傷つけ続けるのです。

さらに、このピロリ菌による傷のところにお酒などの刺激物が入ってくると、胃潰瘍や胃がんの可能性が高まってしまいます。多くの人が胃がんで亡くなっていますが、胃がんの決定的な原因はピロリ菌なのです。

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