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がんや腎臓病のおしっこの色は○○だった!?

本当に危険な「おしっこ」の色はどんな感じなのでしょう? 9月11日放送『ためしてガッテン』の「がん腎臓病を見逃すな!危ないおしっこの真実」で紹介されていました。



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まず危険な尿ファイルとして紹介されたのが、京都府在住の62歳の男性。これまで年2回の健康診断を欠かさず受診してきました。しかし14年前、そんな男性のおしっこにある異変がおこりました。職場の健康診断で「血尿が出ています」といわれたのです。

さっそく病院で診察を受けましたが、医師からは「少し様子を見ましょう」という診断でした。そして1年後、再び血尿が出ます。とはいえ、体調によって尿の色は変わることも多いので、疲れや寝不足がたたって血尿が出たものとして受診しませんでした。

しかし、その2年後に「がん」が発見されたのです。診断結果は「膀胱がん」。がん細胞が膀胱の内側いっぱいに増殖していたため、緊急手術を受けることになったのです。

危険な尿ファイルとして、74歳の男性も紹介されていました。この男性も5年前、はじめて血尿が出ていることに気づいたのです。しかし、それまで元気だっただけに、あまり深刻に考えていませんでした。すぐには病院には行かなかったのです。

血尿が出てから1ヵ月後、この男性は救急車で病院に運ばれました。精密検査の結果は「急性腎炎」。腎臓の組織の写真を見ると、血管が破れて出血した部分が見られます。

腎機能が大幅に低下した男性は、人工透析を受けることになりました。週に3日ほど病院に通って、血液のろ過を行う生活を余儀なくされたのです。

そして、この2人が見た「血尿」の色というのが、なんと「普通の黄色いおしっこ」。見た目はふだんと変わりませんでした。じつは「見えない血尿」こそに危険が潜んでいるのです。

■9月11日放送『ためしてガッテン』
【がん腎臓病を見逃すな!危ないおしっこの真実】

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