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腰痛の原因「仙骨の角度」カンタン測定法

多くの人が悩む「腰痛」の85%はじつは原因不明とか。そんな腰痛に対して、じつは「仙骨」が大きく関わっているのです。仙骨は背骨の下端に位置する骨で、骨盤の中央にあります。この仙骨が腰痛の痛みの原因となるメカニズムと、正常な「仙骨の角度」の測定方法を紹介しましょう。8月20日放送の『カスペ!』では「間違いだらけの健康ジョーシキ」を特集していました。



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腰痛の原因「仙骨の角度」カンタン測定法

仙骨の傾きが慢性の腰痛の原因だった

「腰痛」には2つのタイプが存在。1つは「原因がハッキリしているもの」、たとえば腰椎の椎間板ヘルニアなどです。もう1つは「原因がわからない慢性の腰痛」、これがじつは全体の85%を占めています。そして、この新ジョーシキは「原因がわからない慢性の腰痛」に対するものです。

東京女子医科大学・東医療センターの形成外科医・神戸克明先生が注目したのは「仙骨」の角度。仙骨とは、背骨と直結した骨盤の一部です。

背骨の後ろの部分は、屋根の瓦のような構造をとっています。そして、仙骨が傾くと背骨が反ってくるのです。このため、瓦の部分の骨と骨が当たって、痛みの原因になります。つまり、仙骨が傾くことにより背骨の反りが強くなることで、瓦状の骨と骨があたって痛みの原因となるのです。

逆にいうと、仙骨が正常な位置になれば、腰にストレスがかからなくなるということ。そして、自分の正しい仙骨の角度が簡単にわかる方法があるのです。

腰痛の原因は仙骨の角度

正常な仙骨の角度は22~25度

神戸先生は、仙骨の付け根の上部と歪曲している仙骨の内側の頂点を結んだ角度をレントゲン写真によって計測。数々のデータを収集したところ、正常な人の仙骨の角度は「22~25度」ということがわかっています。

ふだんから腰痛の痛みに苦しんでいる40~60代の男女の仙骨の角度をレントゲン写真によって測定すると、いずれも「30~32度」。とある50代女性の場合は「41度」だったのです。

そして、この仙骨の角度をレントゲン写真を撮らなくても簡単に知る方法です。仙骨と平行に位置する「骨盤」がポイントになります。この骨盤の傾きをチェックすることで、仙骨の傾きがわかるのです。


仙骨の角度を簡単に測定する方法とは

まず「かかと」「お尻」「肩甲骨」「後頭部」が一直線上に揃うようにまっすぐ立ちます。それぞれを壁に付けて立てばOKです。

この状態で、腰骨のもっとも出っ張った部分に印を付けます。続いて、足の付け根、つまり大腿骨のでっぱった部分にも印を付けます。

そして、紐のついた5円玉などを使って、腰骨の印からまっすぐ下に向かって線を引き、2つの印を結んだ線との角度を計測。これが仙骨の傾きと同じ角度になるのです。

ちなみに、正常な仙骨の角度である「25°」というのは、千円札を対角線で折ったときの頂点の角度とほぼ同じ。この角度と比較するとよいでしょう。

仙骨の傾きを寝ながら治す方法

この仙骨の傾きは寝ながら治すことができます。用意するのは、少し固めの「抱き枕」です。具体的な方法は、仰向けに寝た状態でひざの下に抱き枕を入れます。あとは足を肩幅に開いて寝るだけです。

仙骨が反っていると、仰向けでひざを伸ばして寝ると背中と床にすき間ができます。この反った状態が腰痛を悪化させる原因です。そして、この反りはひざを曲げるだけで解消します。そのために抱き枕を入れるわけです。

抱き枕を選ぶポイントは、ひざの下に入れた状態で背中の隙間がなくなる程度。抱き枕でなくても、たたんだ毛布でも大丈夫です。

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